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令和5年度 理事・監事

23.11.29

今年度の理事・監事をご紹介。 保険会社と組合として団体交渉を目標に掲げ、近年にない盛り上がりを見せている日車協。その活動を支えるキーパーソンとなる理事・監事の皆さんに抱負を語っていただきました。今後の活動にご期待ください。

北海道

平塚 睦子

安全・安心を担う社会的役割の実現に向けて

この度、前期に引き続き副会長を拝命致しました北海道車協連の平塚でございます。僭越ながら、会長の補佐役として、連合会の活性化に向け、女性視点で進言申し上げつつサポートさせて頂いています。

自動車車体整備業界は、自動車の大変革に伴い、様々な変革を求められています。特に大きな変革は、無資格でも業を行える時代から、2024年からは特定整備認証がなければ先進安全自動車の修理を受注出来ない時代へと変わりました。

そこで、担当していますビジョンプロジェクトでは、先進安全自動車対応優良車体整備事業者が核となり、組合員様間の協力により連携・協業・協働できる【BP救ーピット】と名づけ、協力体制の仕組みを構築しているところです。経営委員会と連携し、認定事業者1000社を目標と掲げ、組合企業様の永続のため、ご繁栄のために寄与できますよう推し進めて参ります。

また、担当委員会の総務財務委員会では、会の財政管理、広報委員会ではスピード感のある時代に沿った情報を提供できるようサポート致します。

現在、日車協連は各委員会が活動してきた成果が現れつつあり、更に活発に動いています。とても楽しみであります。組合員各位におかれましても、是非組合活動に参加し価値を感じて頂きたく思います。国民の安全安心を担い、社会に貢献できる組織として進化していくために、お役立ちができますよう努力して参ります。どうか、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

東北

三沢 徳眞

今後の車体整備業発展のために

今期、理事を仰せつかりました。山形車協の三沢です。

組合員各社が適正な整備料金を得られることが、従業員の処遇改善や健全な経営に繋がっていくことと確信しております。目下、保険会社と組合による団体交渉に向け、準備が進められています。交渉を成功に導くため全力を尽くす所存です。皆様にも、交渉材料の準備などでご協力をお願いすることがあろうかと存じます。その際には、どうぞよろしくお願い致します。

山王丸 洋一

本当に必要なものは出す。締められるものは締める。

本年度から総務財務・共同購買委員長を拝命しました山王丸です。

本年度は料金問題をはじめ高度化車体整備技能講習等々、連合会として山積する重要な事業を推進していくため、三役をはじめ各委員会が例年以上に活発に活動して参ります。必要な予算は積極的に投入し、締めるべきところはしっかり締める。当たり前のことを再確認しながら、組合員からお預かりした限られた予算を最大限有効活用できるように委員一同しっかりとチェックさせて頂く所存です。

共同購買事業に関しましては、福祉共済保険と同様に重要な収益事業となっています。取扱商品の見直しも含め、より会員にとって魅力的(金額的にも)な商品を提供できるよう情報収集をして知恵を絞ります。また今一度、福祉共催保険の入会推進活動も必要だと考えます。

どうか皆様のご理解とご協力をお願い致します。2年間どうぞよろしくお願い申し上げます。

北陸信越

住川 勝則

北陸信越連絡協議会の活性化

北陸信越ブロックから連合会の理事に選出されました新潟車協の住川と申します。

新潟、長野、富山及び石川の4県で構成される北陸信越連絡協議会は、コロナ禍において活動停止を余儀なくされてから今現在まで、全くと言っていいほど機能しておりません。この協議会の活性化を最優先課題として喫緊に協議会を開催し、今後の事案を協議していきたいと考えております。

また、新潟車協の理事長として1年が経過したなかで感じたことは、組合員の大半が今日の車社会の大変革期に対し危機感をあまり持っていないという点です。特定整備認証の猶予期間も残り半年余りとなり新潟車協の認証取得率は伸び悩み、また、『先進安全自動車対応優良車体整備事業者』の認定取得も相変わらず低迷している状態となっているなど、問題が山積みです。しかしながら、20年以上低迷してきた工賃単価に係る取り組みが浮上してきたことは日車協連への大きな期待感のなか、全体で足並みを揃えて全力を尽くす所存です。北陸信越連絡協議会を活性化し、日車協と連帯感を持って諸課題を共有化しつつ取り組みを強めて参りますので、よろしくお願いいたします。

関東

市川 清

日車協連傘下会員、4,100組合員へのモチベーションとメリットに向けて

この度、経営・教育委員長に任命されました、山梨車協理事長の市川でございます。4,100組合員がモチベーションを上げられるよう経営委員会は「特定整備電子制御装置整備認証」の全組合員取得と「先進安全自動車対応優良車体整備事業者」1,000社認定を目標に掲げ、自社で不可能な整備に関しては組合間事業所による協業体制づくりを進めていきます。

また、教育委員会としては、令和2年4月1日より施行されました「電子整備制御装置整備認証」で義務付けされている、特定整備記録簿(車体整備記録簿)の記載周知活動を行い、毎年開催している自動車車体整備士の再教育「高度化車体整備技能講習令和5年度車両計測編」3,000人受講を目標に置き、国土交通省よりさらに認められた団体となり、日車協連への事業へ参画していただいた組合員に対して、調査研究委員会とタイアップし本来技術職が得られる、適正な利益がでる工賃単価(レバーレート)を確立していきメリット感あふれる日車協連にしていきます。皆様のご協力を宜しくお願い申し上げます。

泰楽 秀一

30年来の料金問題を解決する勝負の年として活動を強化

本年度も引き続き調査研究委員長を拝命しました泰楽です。昨今、物価高騰やエネルギーコストの上昇、メカニックを含む社員の処遇改善と目まぐるしく環境が変わるなか、対応に苦慮されていることと存じます。今までも事業継続に努力をされてきたとは思いますが、今後は事業継続、繁栄していくためには適正な利益が得られることが必須であり、そのために価格転嫁することは自然なことです。長年、我が業界においては転嫁しにくい状況が続いており、自助努力も大切ですが組合組織だからこそ解決できることが組合の最大のメリットであり、そのための組合事業の活動が必要だと考えます。当委員会では昨年度より引き続き「レバーレート」「廃棄物」「材料代」について、さらに強化した取り組みを継続して参ります。また損害保険会社との団体交渉や補助金を活用したSDG’sの取り組みも他の委員会やプロジェクトと連携して進めていく所存です。料金問題を日車協連の中心事業として位置付けし、全国の組合員の皆様が加盟して良かったと思える団体を目指し、新たな組合員の獲得に繋げて参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。

中部

平野 将告

組合員ファーストの組織づくり

引き続き日車協の理事に就任いたしました、岐阜車協の平野でございます。監事を1期務めたことから始まり、理事は3期目となります。今期も業界の中枢である日車協の運営に携わる機会を与えていただき大変光栄に思っております。 皆様実感の通り、今日の車体整備業界は急務とされる課題が山積しています。 多々あるそれら詳細について私からは割愛させていただきますが、それら解決すべき課題へ取り組む根底には「日車協の適正かつスピーディな運営」「我々日車協や各単組の理事、組合員1人1人の団結力と積極的な協力」が不可欠です。

当たり前のことではありますが、大小関わらず1つの事業に対する「提案・決定・実行・報告」が確実に行われ全組合員へ伝わることが、ひいては全組合員の信頼と協力を仰ぐことにも繋がります。 全組合員にわかりやすい言葉で、心からの理解を得られる「わかりやすく開かれた筋の通った運営」が、全国各地で志を共にする組合員の皆様の、そして業界の明るい未来に繋がると考えます。「組合員ファースト」の信念で、今期も微力ながら精一杯力を尽くして参りますので、皆様ご協力の程宜しくお願い申し上げます。

近畿

坂本 浩司

右手にハンマー、左手にコンプライアンスシート

今年度より技術委員長を拝命しました大阪車協の坂本でございます。技術委員会としましては昨年度に引き続き、高度化車体整備技能講習のテーマやプログラムの検討と構築を進めて参ります。開催担当の教育委員会へ協力しながら進めて参ります。

また、今年度のテーマ「車両計測編」の講習サポートをはじめ、令和4年度の「自動車補修接合管理者編」の受講者を増やす取り組みと並行して、次のステップ「溶接技能者資格」の取得に対する取り組みも行っていきます。これらを含め前提条件に当たる、労働安全衛生法を含めたコンプライアンス遵守の周知も必要だと感じておりますので、皆様のお力も借りながら周知活動と状況把握に努めて参ります。

それ以外では整備情報の収集などの調査研究も行います。しかし、非常に時間の掛かる取り組みになると考えられます。焦らず正確で組合員さんにとって有益になるよう努めて参ります。これらの活動状況や内容を同じ熱量になっていただけるよう、全国の単組委員長にも参加していただける「オープン委員会」も視野に入れており、正に一丸となって各活動を盛り上げていく所存です。

中村 悟

日車協連の見える化と連携!

新任理事ながら今期の広報委員長を仰せつかりました奈良より出向の中村と申します。今期の広報委員会は連携というテーマで臨む所存です。広報とは「ステークホルダーの理解と協力を得るため、目指すべき方向と誠意をしっかり伝えつつ自己修正も行いながら継続的に対話関係にある事」とも定義されております。DXを進め各委員会との連携を深め、各単組との連携をもっともっと深めながら日車協連の活動そして業界全体の見える化をより加速させるのが広報の役目であり、より一層の業界の価値の向上こそが日車協連の使命であると考えます。明るい業界の未来のために精一杯、役目を果たして参りますのでどうぞよろしくお願いいたします。

中国

定光 純一

概念を変える。これからの日車協

この度、新任理事に就任いたしました岡山車協理事長の定光でございます。調査研究委員会にも参加しております。昨今、SDG’s・レーバーレート・材料費・一般廃棄物・副資材など多岐に渡る課題が取り沙汰されています。なかでも料金問題について多くの組合員の方から何とかならないかと相談され、私自身も何とかしたいと長年悩んできました。今、それが変わりつつあります。1社ではできないことが組合では可能です。ここが全てのスタートであると考え、取り組んで参ります。

四国

池田 智信

全国の力を合わせ、大きな力で未来を作る。

日車協の理事に就任致しました、香川車協理事長の池田です。国際的な原材料価格上昇に加え、円安の影響などからエネルギーや塗料をはじめとした原材料価格の上昇が続き、我々を取り巻く環境はますます厳しくなっています。損害保険会社との工賃単価の価格交渉など早急に取り組むべき課題が多くあります。ユーザー目線も含め必要とされる自動車車体整備のあり方を多角的な視座で考え、我々業界の未来を作るお役に立てるよう、微力を尽くして参ります。

九州

芝 幸宏

次世代の車体整備士の為に

この度、日本自動車車体整備協同組合連合会(日車協)副会長を拝命いたしました、鹿児島の芝幸宏と申します。前期までの4年間は総務財務委員長をさせて頂きましたが、コロナ過の影響でリモート会議が中心で手探りの運営であったにもかかわらず、会員の皆様のご協力で乗り越えることができました。ありがとうございました。

今年度より経営委員会、教育委員会、技術委員会、調査研究委員会の担当副会長をさせて頂きます。特に今年度は長年の懸案でありました指数対応単価の各損保会社への団体交渉が控えております。業界の更なる発展と将来の車体整備士を目指す若者のためにも多くの方々の知恵やご協力を賜り、これまで実現しなかったことへチャレンジして参ります。

現在、多くの車体整備事業者は自社の指数対応単価を決められずにいます。まず自社の経営分析を行い、自社の指数対応単価を決めて頂きたいと考えております。日車協として各会員である各都道府県の事務局と連携し、各社の事業発展のお役に立てるよう尽力致します。

また、西日本地区における会員の拡大、まずは日車協に未加入の地区の方々への声掛けをしながら次世代の業界を担う若い人と連携し青年部の拡大も目指す所存です。

二年間よろしくお願い致します。

與那嶺 盛光

4100組合員の想いを叶えよう

この度、日車協理事を拝任致しました。沖縄車協理事長・九州連絡協議会副会長を務める與那嶺でございます。4100組合員の想いを叶えるために、理事会運営に忠実に参画・各委員会事業を後押しし、小倉会長の施策「先進安全自動車対応優良車体整備事業者」1000社認定目標達成、「特定整備電子制御装置整備認証」の全組合員取得、特定整備記録簿(車体整備記録簿)の記載周知活動啓蒙、テーマを変え毎年開催している自動車車体整備士の再教育「高度化車体整備士技能講習 車両計測編」3000人受講達成を支える一翼になります。

今年、当業界の「開かずの扉」工賃単価(レーバーレート)に国土交通省から保険会社へ指導が入りました。時流に乗って適正なレバレートを確立し4100組合員事業所の発展・繁栄に尽力します。想いを叶える為に参加会員はもとより組合員皆様のご協力が不可欠です。一緒に想いを叶えましょう。

青年部会

小林 洋介

業界史上最高の挑戦者達となる

今年度、青年部の部会長として理事を務めさせて頂く事となりました。 我々は、高度化する自動車の修理や、事故減少に対応するべく新たな価値の創出に取り組まなければなりません。また、人材確保・育成、事業継承問題など、若者に対し魅力ある業界にすることが求められており、これらは過去のやり方では解決できません。

青年部としまして今年度の取り組みの1つ目は「環境対応型組織」です。情報の共有をするための全国部会長グループを作り、スピード感を持った情報の伝達を可能にしたり、全国の単組部会長の交流を例年よりも密に行い、アフターコロナのニュースタンダードを確立していきます。そして2つ目は「個社の経営基盤の強化」を行い、事業の新たな取り組みの共有や、様々な価値について理解し正当に主張・運用することで強靭な経営を実現します。

この年度では、今までしていないことに挑戦できるかが肝となります。青年らしく、ワクワクしながら人を巻き込み、スピーディーに行動することで業界史上最高の挑戦者となり、全く新しい時代を切り開いていく活動をしていく所存です。

監事

広川 太一

より持続可能な自動車業界を築く

新任で監事を拝命しました広川です。 我々の業界は自動車の事故や損傷の修理を通じ安全性の確保と美観の回復など復元修理をする重要な役割を果たしています。昨今、この業界は料金問題、人手不足、コンプライアンス、環境への配慮など様々な問題が山積しています。私はこの組合で監事を拝命したことを受け組合員のニーズや要望を的確に把握し、業界全体の発展と向上に貢献したいと考えております。

また、環境への配慮や持続可能性の推進にも関心が高まっており重要な要素です。廃棄物の適切な処理や再利用、環境への影響を最小限に抑える技術の導入など、環境への配慮を促進する取り組みにも注力したいと考えております。責任感を持って監事の職責を果たし、業界の未来のために尽力する所存です。どうぞよろしくお願いいたします。