山梨県自動車車体整備協同組合（市川清理事長）は、物価高騰に対応するための経営サポート事業を推進している。

同事業は、山梨県が行う令和4年度物価高騰対応経営サポート事業補助金を活用したもので、修理コストの値上げに関するポスターやチラシ、除菌ウエットティッシュなどを製作した。

製作理由について市川理事長は、「原材料費や輸送コスト、人件費などあらゆるものが高騰しており、組合員事業所の経営を大きく圧迫している。一般客や保険会社などに修理コストの値上げを理解してもらうことを目的としている」と話す。

ポスターやチラシは同車協の組合員事業所に貼付、配布されているが、今後は全国にアプローチ展開し、コスト増への理解を促していく方針。

また、3月7〜9日に東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催された第20回国際オートアフターマーケットEXPO2023（IAAE2023）においては、同車協の賛助会員であるKTZ（山梨県韮崎市）の出展ブースにもポスターが掲示され、来場者の関心を集めていた。