日本自動車車体整備協同組合連合会は8月3日、来年10月に施行を迎えるOBD検査について関東地方自動車車体整備協同組合連絡協議会を対象にリモート会議システムを利用して開催した。

　「第一回 整備事業者向けＯＢＤ検査の概要について」と題した講習の内容は
①ＯＢＤ検査の概要について
②利用者管理システム操作方法について
③特定ＤＴＣ紹介アプリ操作について
④ＯＢＤ検査結果参照システム操作方法について

4つのテーマに分けて解説。OBD検査施行に向け、必要な手順などを確認した。

　講習を実施したねらいについて日本自動車車体整備協同組合連合会 市川経営委員長は「OBD検査の施行が近づきOBD検査ポータルが開設され、着々と準備が進んでいる。しかし、サイトの認知度が充分とは言えない。そこで、新制度運用にあたって混乱が生じないよう日車協連としてポイントをまとめた勉強会の場を用意した。事業者各位にあたっては、来年の運用に向けて準備にあたってほしい」とした。
講師はブロードリーフ・高田氏が行った。参加者は75人。
第二回は北陸信越・中国地方向けに9月5日に予定している。

OBD検査ポータルURL：https://www.obd.naltec.go.jp/