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自働車技術総合機構、OBD検査ポータルを開設

23.11.29

自動車技術総合機構はこのほど、OBD検査ポータル(https://www.obd.naltec.go.jp/)を開設している。
 2024年10月からのOBD検査開始にむけ、OBD検査用検査機器の操作手順などを動画や資料で公開する(https://www.obd.naltec.go.jp/mainte/manual/)。
 OBD検査は、指定工場だけでなく認証工場にも関わりが深い。指定工場と同様にOBD検査の準備をしておくとDTCを事前に確認できる。通常は検査場で検査職員によるOBD検査を受けることになるが、事前に済ませておけば原則、省略される。
 そのためには指定工場と同じく
・OBD検査システムへの事業場、利用車登録
・特定DTC紹介アプリのインストール
・検査用スキャンツールを準備
3ステップが必要となる。

 尚、2022年10月よりOBD検査のプレ運用が開始される。事前に制度運用を確認し来年からの本格運用に備えてみてはいかがだろうか。

■知識
OBD検査対象車両:
国産車は令和3年(2021年)10月1日以降の新型車(フルモデルチェンジ車)、輸入車は令和4年(2022年)10月1日以降の新型車(フルモデルチェンジ車)
車検証でOBD検査対象車両が分かる:
車検証に「OBD検査対象車」、電子車検証の場合は「OBD検査対象」と記されている。