日本自動車車体整備協同組合連合会青年部は5月25日、AP新橋(東京都港区)にて第23回通常総会を開催した。令和5年度事業報告書、財産目録、貸借対照表、損益計算書並びに利益剰余金処分案が提出、審議され、すべて可決承認された。
令和6年度の重点事業項目は、令和5年度の活動報告を踏まえ、各種事業を推進していく。
1.個社の経営基盤強化
市場、技術、競合他社、顧客の状況などを把握し、新しいビジネスモデル作りや、数値を運用できるようにサポートを行う
2.環境対応型組織を推進する事業
組織運営に必要なツールや仕組みを整備し、青年部活動を広く発信を行うとともに、次世代に豊かな地球環境を残す
3.ブロック運営強化
組織の若返りを意識し、若手の意見を取り入れ次世代リーダー育成。各地域ごとの課題を解決するkaizen活動の実施する
などが示された。
とくに、SDGs活動については産業廃棄物を利用して作品を作るサイクルアップコンテストを行うことが発表された。
冒頭の挨拶で小林洋介青年部会長は、「この1年を未来を担う若者が入ってきやすい活動にしていきたい。昨今、事故が減っているのも関わらず、おそらく皆さんは忙しいのではないか。それは事故が減る以上に作業する人の数が減っているからで、異業種への人材流出を止めなければならない。そのためには、社員を安売りしてはならない。同時に、若者に選ばれる会社運営が重要となる。この課題に対し、組織プロジェクトと経営プロジェクトで業界の底上げをしていきたい。皆さんと力を合わせ0を1にするような、前例がない取り組みをすることで若者から選ばれる業界、夢がある業界にしていきたい。」と呼びかけた。
日車協連青年部、第23回通常総会を開催
24.05.25