秋田県自動車車体整備協同組合(山王丸洋一理事長)は、7月8日、「自動車等の保険修理の工賃引き上げの実現に関する要望」を冨樫博之衆議院議員に提出した。提出に際し、山王丸洋一理事長ほか三役理事が、秋田県中小企業団体中央会からは、土田元専務理事と、藤田実事業振興部長が出席した。
要望は、次の2点。
①「団体協約の締結に向けた国等の指導について」
②「団体協約締結後の違反の撲滅について」
日本自動車車体整備協同組合連合会と保険会社との間で団体協約締結に至った内容について、合意内容が正しく履行されるよう物流業界のトラックGメンの例を挙げ、協定不履行について監督官庁などの積極的な関与を要望した。
また、要望書の中には、昨年金融庁が実施した「工賃単価に関する実態調査」の秋田県版を作成。全国との数値が比較できるものとし、秋田県が置かれている状況を訴えた。
秋田県車協、「自動車等の保険修理の工賃引き上げの実現に関する要望」を富樫衆議院議員に提出
24.07.08