日本自動車車体整備協同組合連合会 技術委員会は11月7・8日の2日間、日本溶接技術センター(神奈川県川崎市)において溶接資格SN-1Fのトライアル講習を受講した。坂本浩司技術委員長は「今後、組合員に対して当資格の重要性を伝える方法や、溶接協会に協力いただき日車協連向けの勉強会等開催出来るかを模索していく」方針だ。
SN-1Fは技能者としてのJIS評価試験で、JIS Z3841 半自動溶接技術検定における試験方法および判定基準WES 8221 半自動溶接技能者の資格認証基準が適用されている。
内容は3.2mm厚の(一般的に)薄板を使ったMAG溶接の学科と実技試験があり、JIS評価試験の中では最も車体整備の日常作業に近いもので、管理技術者よりハードルが低く、かつ業界基準がない自動車業界の「安全の担保」として適していおり、作業者向けの資格として検討が進められている。
日車協連 技術委員会 溶接資格SN-1Fのトライアル講習を受講
23.11.29