新潟県自動車車体整備協同組合は5月11日、下越支部総会を開催した。総会に先立ち、関根武史支部長は、近年の自動車業界の変化を鑑み、車体整備事業者もそれに対応していくことが重要であるとし、今年は役員改選であり2年後の下越支部が決まる重要な会議として慎重審議を訴えた。
会議では、令和5年度の事業報告・決算報告・監査報告、令和6年度の事業計画案・収支予算案、役員改選が諮られいずれも賛成多数で承認された。役員改選では、主要役員は留任。新任は監査役の共栄商会。
会議後の招待講演は、札幌地方自動車車体整備協同組合広川太一理事長による「車体整備の見える化」と題し、国土交通省が先日発表した車体整備の消費者に対する透明性確保に向けたガイドラインに触れながら、作業の前後の細かい記録の重要性や、見積りにからめた、指数の運用上の注意点や最新車両の材料や構造上の注意点などを語った。
挨拶に立つ関根武史支部長
講演を行った広川太一理事長