車体整備事業者が保険会社から受ける事故車修理の工賃単価引き上げをめぐり、日本自動車車体整備協同組合連合会から団体交渉を求められていた東京海上日動火災保険、三井住友海上火災保険、損害保険ジャパン、あいおいニッセイ同和損害保険の4社は、その求めに応じる運びとなった。1部の保険会社とは来週から交渉が始まる。
団体による工賃単価の価格交渉は、日本損害保険協会と当会の各単組が過去に行っていた経緯があり1994年以来、30年ぶり。保険会社そのものと直接団体交渉を行うのは今回が初めて。
第一回の交渉日が決まったのは次の3社。
・三井住友海上火災保険 6月20日
・損害保険ジャパン 6月20日
・東京海上日動火災保険 6月21日
あいおいニッセイ同和損害保険とは、現在日程を調整中である。
最初の交渉では、当会が申し入れした17.5%以上の工賃単価値上げについて、回答や質問が返ってくるものと考えられる。満額回答以外では複数回協議の場を設けて着地点を互いに探ることになる。