
トヨタ車体が1月31日より販売を開始したアルファードの特別架装車「Spacious Lounge(スペーシャスラウンジ)」は、メーカーオプションでペイントプロテクションフィルムが選択できる。
価格は95万円(税抜き86万3,636円)。特装車でありながら、ペイントプロテクションフィルムのメーカーオプション設定は、トヨタ車体は特に言及していないものの、国内初と見られる。プレシャスレオブロンド(4Y7)以外の塗色に対し、クリア仕様とマット仕様から選択できる。
そのため、プロテクションフィルムが施工されたSpacious Loungeが事故などで入庫した場合、それがメーカーオプションであるか社外品であるかを確認する必要がある。メーカーオプション品の場合専用の材料などが必要となるため、近隣の対応拠点をディーラーを通じて確認する必要がある。
Spacious Loungeは、ベース車両が6人乗りであるのに対し、4人乗りに改造されているため一般的には車検証に改が付きそうなところだが、トヨタ車体がアルファードの量販グレードの生産を担当していることも関係しているのか、特装車であるにも関わらず、専用の型式が付与されている。
具体的な型式は以下の通り
プラグインハイブリッドのE-Four:6LA-AAHP45W-VTNNB(ベース車両は下4桁がPPXVB)
ハイブリッドのE-Four:6AA-AAHH45W-VTNNB(ベース車両は下4桁がPFXVB)
ちなみに、セミマット仕様の車両は洗車にも注意が必要。汚れを落とすために強く擦ったり洗車機を使うとツヤが出てしまうおそれがある。



ペイントプロテクションフィルム施工イメージ。セミマット仕様は右側
