国土交通省は、自動車整備技術の高度化と自動車の事故防止を推進するため、「令和7年度スキャンツール補助事業」を開始した 。これは、自動車整備事業者に対し、電子装置の故障探求をサポートする整備機器「スキャンツール」の導入や、活用研修の受講費用を支援するものだ 。

支援の概要

補助の対象となる事業者は自動車整備事業者で、電子制御装置整備の認証を受けていない場合でも、今後認証を申請予定であれば対象となる 。

補助の概要は以下の通り:

• スキャンツール購入費の補助: 一定の要件を満たすスキャンツール（PCなどの構成品を含む）の購入経費の一部を補助する 。
  • 補助率: 1/3 
  • 1事業場あたりの補助上限額: 15万円 
• 研修受講費の補助: スキャンツール活用のための研修受講費の一部を補助する 。
  • 補助率: 1/3 
  • 1事業場あたりの補助上限額: 1万円 

なお、令和7年4月1日以降に購入または受講した費用が補助対象となる 。

申請期間と方法

申請期間は令和7年11月25日（火）10:00から令和8年1月30日（金）17:00までで、先着順となる 。予算がなくなり次第、期間内であっても受付は終了する 。

補助事業に関する詳細（補助対象機器・研修、公募要領、申請様式など）は、補助事業の事務を行うTOPPAN株式会社のホームページ＜https://hogo-zoushin.jp/＞で確認できる 。

申請に関する問い合わせは、同社のコールセンター（03-4446-4346、平日9時～18時）が窓口となる 。

公募の受付は令和7年11月25日10時より開始される 。
予算に達し公募が終了する場合、TOPPAN株式会社のホームページにて告知される 。